【頚椎間板ヘルニア】~しびれも伴う辛い痛み~
2022/02/24
こんにちは☆
二月ももう最終週となりましたね。早すぎる…。
梅の季節が終わると待ちに待った桜の季節がやってきます。
暖かい春が待ち遠しいですね♪
さて、皆さん『椎間板ヘルニア』という言葉はご存じでしょうか?聞いたことある方が多いと思いますが、何とな~く「腰の病気」と思ってらっしゃる方もいると思います。
実は椎間板ヘルニアは頸の部分に起こると首の病気になります。
今日はそんな首肩や手に症状が現れる『頚椎(頚椎間板)ヘルニア』についてお話ししていきたいと思います。
椎間板とは?
人間の背骨(脊椎)は、24個の骨(椎骨)で構成されており、上から「頸椎」「胸椎」「腰椎」一番下に「仙骨」があります。
そしてその椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を果たす「椎間板」があります。
椎間板は、中心の「髄核」と髄核を取り囲む「線維輪」で構成されており、生卵にたとえると、黄身が髄核で、黄身のまわりを取り囲んでいる白身が線維輪というイメージです。
髄核はゼリー状になっており脊椎にかかる負担をやわらげるクッションの役割をすると同時に脊椎が滑らかに動くことを可能にしています。
何番目の椎間板にヘルニアが起こるかで病名が変わり、その中でも1~7番目の「頸椎」部分に起こるものを『頚椎間板ヘルニア』と呼びます。
ヘルニアとは?
ヘルニアというのは、体内のある臓器が本来あるべき位置からはみ出してしまった状態のことを指します。
よく知られている「脱腸」や「でべそ」も、それぞれ「鼠径(そけい)ヘルニア」「臍(さい)ヘルニア」と呼ばれるヘルニアの一種です。
このヘルニアが、脊椎のクッション機能を果たす椎間板に起こったものを「椎間板ヘルニア」と呼びます。
頚椎間板ヘルニアの症状
軽度の場合、首の痛み、肩こり、軽い手のしびれなどが現れます。
徐々に首を反らす動きが制限されるようになり、腕や手に痛みが走るようになります。
重症化してくると手や腕の感覚が無くなったり、握力を始め筋力が低下してきます。
手先を使う作業が上手くできなくなり、場合によっては下半身にも症状が出現します。
その他に、膀胱直腸障害と言って尿や便が出にくくなったり、逆に頻尿や失禁がみられることもあります。
首肩の症状にはバイタルリアクトセラピー
頚椎ヘルニアを始め、首肩に強く症状が出ている方には当院の『バイタルリアクトセラピー』がおすすめです。
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