とくやま鍼灸接骨院

【目の疲れと肩こりの関係】意外と知られていないメカニズム

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【目の疲れと肩こりの関係】意外と知られていないメカニズム

【目の疲れと肩こりの関係】意外と知られていないメカニズム

2022/03/10

こんにちは☆

3月に入りだんだん暖かさを感じるようになりましたね♪

厳しい冬が終わるのはとても嬉しいことですが、花粉症の方には辛い時期の到来とも言えますね・・・。

くしゃみ、鼻水と加えて目の痒みにお困りの方も多いと思います。今日はそんな『目』と肩こりの関係についてお話ししていきたいと思います。

 

さて、皆さんはこんな経験はありませんか?

「パソコン作業を長時間行って目が疲れた感覚と同時にとても肩が凝ってしまった。」

よく聞くお話ですが、目が疲れるとなぜ肩が凝るのでしょうか?

まず初めに目の疲れから詳しく見ていきましょう。

 

 

 

目が疲れた時に使う言葉には『疲れ目』『眼精疲労』というものがあります。両方よく耳にする言葉で一見同じ様な症状を表す言葉の様ですが、実はしっかりと違いがああります。

実は別物『疲れ目』と『眼精疲労』

目が疲れた時に使う言葉は疲れ目と眼精疲労というものがあります。一見同じ様な症状を表す言葉の様ですが実はしっかりと違いがあります。

「疲れ目」は、目の酷使によって一時的に生じる目が疲れた感じです。目を休ませることで症状は治まります。
一方で「眼精疲労」は、休憩をとったり一晩ゆっくり眠ったりしても目の痛み、かすみ、頭痛などの症状が残る状態を指します。
眼精疲労は、目だけでなく全身でさまざまな症状をきたすことから、治療が必要です。もちろん、頻繁に疲れ目になるような生活も良くありません。眼精疲労へと進展したり、視力低下などの他の症状を招く原因になります。

眼精疲労の原因は?

眼精疲労にはPC作業などの目の酷使の他に様々な原因が考えられます。

 

眼の病気

近視・乱視・老眼、ドライアイ、白内障・緑内障、斜視、眼瞼下垂など

身体の病気

風邪、インフルエンザ、生活習慣病、更年期障害、自律神経失調症、虫歯・歯周病、耳鼻科疾患など

環境・習慣

明るすぎる・暗すぎる環境下での作業、姿勢の悪さ、パソコン・スマートフォンの長時間・長期間使用、眼鏡やコンタクトレンズの不適合など

ストレス

慢性疲労、不安、睡眠不足、対人関係の悩みなど

眼精疲労と肩こりの関係

では、なぜ目が疲れると肩こりを感じるのでしょうか?

目の周りには眼球やまぶたを動かす筋肉があり、頭を支える首や肩の筋肉とも連動しています。細かい作業を集中して行うとその目の周りの筋肉が緊張して目の疲れを感じたり、しょぼしょぼしたりします。さらに集中してまばたきが減ると目が乾燥して眼精疲労につながり、目の周りの筋肉が固まると首や肩の筋肉も固まって肩こりや頭痛も引き起こします。パソコンやスマートフォンの画面を近距離で長時間見続けた時も同様です。

 

次に挙げられるのが目の疲労や不快感と肩こりに共通する「自律神経系」の機能です。

自律神経系には、体を緊張させる交感神経とリラックスをさせる副交感神経があるのですが、このバランスが崩れると、目の疲労や肩こりが起こりやすくなります。

バランスを崩す原因として、ストレスが挙げられます。ストレスは、目の筋肉や首、肩、背中の筋肉を過度に緊張させてしまうもので、次のような場合にストレスが発生する可能性があります。

○ パソコン・ケータイの画面をじっと見続けることが繰り返される。

○ 書類や本などの資料を目で追う作業が多い。

○ 仕事(日常生活)が忙しく、あまり心身を休める時間が取れない。

○ 緊張を強いられる職場環境に身を置いている。

○ 悩みや不満を抱えている。

○ イライラすることが多い。

○ 苦手な人と一緒に仕事をすることが多い。

 

そして目が疲れる原因となる行動は同時に肩こりの原因となることが多いという点も、目の疲れと肩凝りを同時に感じることが多くなる原因の一つです。

わかりやすい例としてPCで文章を打ち続ける作業は目は画面に集中してじっと見続けると同時に、両手はキーボードの高さにずっと持ち上げられているので結果肩が凝ってしまいます。

また姿勢が悪いと余計に体の凝りにつながります。

 

 

 

 

眼精疲労と肩こりをダブルで予防

眼精疲労と肩こりには深い関係があることがわかりました。

ではその両方を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?

最後に日常生活での注意点をお話ししたいと思います。

パソコン作業の工夫

 

●距離を調節する

目とパソコンの画面の間が、40cm以上になるよう画面の位置を工夫し、前のめりにならないよう作業姿勢を正しくします。この距離で見やすいように、必要に応じて適切なメガネで視力を矯正しましょう。

●環境を調節する

室内の照明を、ディスプレイ画面上は500ルクス以下、書類やキーボード上は300ルクス以上になるよう調整します。太陽光が画面に入り込まないよう、ブラインドやカーテンを使用します。

●目や肩を休める

パソコンで1 時間の連続作業をしたら15分程度の休みをとります。休憩が難しい場合は、コピーをとるなど他の仕事をはさんだり、窓の外をぼんやり見たりして、目を休める工夫をしましょう。休憩中は肩を回したり首のストレッチなどをして首肩周りの緊張をほぐしましょう。

目の乾燥対策

目が乾くと眼精疲労が進みます。目の乾燥を防ぐには次のことを意識しましょう。

●まばたきの回数を意識して増やし、涙で目をうるおす。

●加湿器をおくなど、部屋の乾燥を防ぐ。

●エアコンの風に直接当たらない。

●目が疲れたら、蒸しタオルを目の上にのせて休憩する。

 

目や肩を疲れさせない生活習慣を

日常生活のちょっとした心掛けで眼精疲労や肩こりを予防できます。

●テレビやスマートフォンを見るのはほどほどにして、ときどきは遠くの風景を見るように心がけましょう。

●過労や睡眠不足を避けて、ストレスの少ない生活を送りましょう。

●とくやま鍼灸接骨院が毎週更新しているストレッチなどの軽い運動でこりかたまった全身をほぐすことは、ストレス改善にも効果があります。

●目によい食品を摂りましょう。レバー、うなぎ、豚肉など、ビタミンA、ビタミンB1・B6、ビタミンEが豊富な食品が目の筋肉や神経のはたらきを保つとされています。抗酸化作用をもつアントシアニンを含むブルーベリーなども目の疲れの回復によいとされています。

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