【あなたは大丈夫?】コロナ渦の生活変化で高まる糖尿病のリスク
2021/12/04
こんにちは♪
突然ですが、皆さん!ここ二年のコロナ渦で生活が大きく変化し、体重が増加してしまっていませんか?
私は…コロナ前よりも四キロも体重が増えてしまいました( ;∀;)内緒です…。。。
外出が減り、家で過ごす時間が増え、テレビを見ながらついつい間食…。。。
同じような方も多いのではないでしょうか?
今日はそんなコロナ渦で密かに増加している糖尿病のリスクについてお話していきたいと思います。
8割の医師が「糖尿病のリスクが高まっている」と実感。
新型コロナウィルス感染症の流行に伴う自粛生活により、短期間に体重が大きく増える人が増加しています。
加えて、血糖値、血圧、中性脂肪やコレステロールなどの検査数値が悪化する人が増えていることをご存じでしょうか?
医師100人と全国の一般生活者3000人を対象に『HbAIc』ヘモグロビンエーワンシーに焦点をあてた調査が行われました。
健康診断や人間ドッグの基本検査項目で、HbAIcは糖尿病のリスクを判別する基準の数値となります。
調査の結果、半数以上の医師が「HbAIcの数値が悪化している」と回答しており、8割が「糖尿病のリスクが高まっている」との実感を明らかにしています。
HbAIcは6.5%からが糖尿病の域になりますが、急にこの領域を超えたり、それに近い数値になったりするケースが、新型コロナウィルス感染症流行以降の検診で確実に増えたようです。
長引く自粛生活で外出の機会が減ったことによるいわゆる「コロナ太り」を経験した人は25・9%にも上り「コロナ渦で健康診断や人間ドッグの受診を控えた」と回答した人は半数近くの47.4%となりました。
病気になっても病院を頼れない。
コロナ以前とは異なる大きなリスクは、基礎疾患を抱えているにも関わらず、病院を受診できないケースがあるという点です。
感染がさらに拡大したり、医療崩壊が起きたりすれば、基礎疾患に必要な治療がこれまで通り受けられなくなる可能性が出てきます。
食物繊維、低糖質を心がけて
検診の数値に「危険フラグ」が立った方は、何かを変える必要があります。
その変えるべき「何か」はほとんどの場合食事です。
いつか、と思わず今この時から変えていきましょう!
ラーメンにチャーハン、うどんにおにぎり、ざるそば大盛…など主食を重ねて食べたり、お腹いっぱい食べすぎたりしていませんか?
血糖値を上げるのは、糖質です。ご飯や麺、パンなどの主食には糖質がたっぷり含まれていますので、食べる量が多くなればなるほど血糖値は上昇し、糖尿病のリスクが上がります。
糖質を極端にカットするのではなく、まずは負担が少なく長続きする方法で始めてみましょう。
積極的に取り入れたいのは、野菜やキノコ、海藻などに含まれる食物繊維です。食物繊維は腸の中に長時間とどまり、糖質の吸収を穏やかにしてくれます。
糖質の吸収を穏やかにしてくれる栄養素で、糖尿病予防の味方です。また、お菓子を食べたいときには低糖質で血糖値を上げにくいナッツ類がおすすめです。
適度な運動を取り入れストレス発散も大切。
食事の見直しと並行して行いたいのが運動です。
血液中の糖を減らすなら、血糖値が高い食事こそ運動する絶好のタイミングです。
食後30分~90分にかけてスロージョギングで筋肉を動かしましょう。
スロージョギングとはゆっくりと行うジョギングのことで、隣の人と会話ができるくらいの速度で行います。
早足でキビキビとした歩行でもOKです。太ももやお尻の筋肉を動かすように行うと、糖を多く消費できます。ヨガやスクワットなど、自宅にいながら短時間で取り入れられる運動もおすすめです。
ストレスも糖尿病の一因です。
睡眠環境の見直しや、禁煙、ストレスと上手に付き合うことも、糖尿病予防に繋がります。
血糖値を下げる生活習慣を身につけましょう♪