【肩甲骨】大谷選手も重要視している肩甲骨の柔軟性。
2024/11/22
こんにちは♪箕面のとくやま鍼灸接骨院です。
連日スポーツニュースで見ない日は無いと言っても過言ではない大谷翔平選手。
投げる、打つの二刀流で知られている大谷選手ですが、大活躍の彼の肩甲骨の柔軟性とその可動域の広さをご存じでしょうか?
まだご存じでない方は是非一度「大谷選手 肩甲骨」と検索して画像を見てみてください。
今日はそんな大谷選手が日ごろから大切にしている『肩甲骨』のお話をしていきたいと思います。
肩甲骨とは
まずは基本の肩甲骨とは何か?のお話しです。
肩甲骨は背中に左右一つずつ有る骨で、上腕骨とつながっておりここがいわゆる「肩関節」になります(広い意味での肩関節は肩の動きに関わる他の関節をいくつか含みますが、狭い意味ではこの「肩甲上腕関節」を肩関節と呼びます)。
肩甲骨は背中側にありますが、鎖骨を間にはさんで体の前側で体につながります。
背中側にあるのに背骨や肋骨とは直接はつながっていません。
その為、体の後ろでは首や背中とは筋肉を介してつながっています。腕がつながる肩甲骨は筋肉でぶらさがったような状態になっています。
首や腕、背中や腰ともつながり、間に立って姿勢を保つ為にとても重要な役割があり、特に腕の動きとも深く関係があります。
なぜ肩甲骨は硬くなってしまうの??
筋肉は動くことで「ポンプ作用」が働き、血流を良くします。
一方肩甲骨につながる筋肉は腕も含めた重さを支えるためにじっと緊張している事が多いです。例えばデスクワークをされる方の場合では、座った状態で頭を支えるだけでなく、パソコン作業などをする際に手を使うためには腕も支える必要があり、肩甲骨を中心に首肩背中の筋肉が緊張します。
同じ姿勢を続けていると筋肉は緊張するだけであまり動くことがないので血流も悪くなりがちです。
さらに東洋医学的にみると人間の体を動かしているのは「気・血・水」の流れです。「気(き)」は体を動かすエネルギー、「血(けつ)」は血液、「水(すい)」は血液以外の水で、これらが調和して働く事によって自律神経のバランスや内分泌系の働きなども整います。
東洋医学で考えると肩こりは気血水が不足したり、流れが悪くなったりするときに起こります。
過労やストレスなどによる自律神経のバランスの崩れや運動不足などにより気血水の流れが不十分である事が原因です。
肩甲骨が柔軟であることのメリット
肩甲骨周りの筋肉が柔らかいことで6方向スムーズな動きができる。
長時間腕を挙げる動作が辛くない。
血行がよくなり代謝があがる。
筋肉の緊張から起こる頭痛のリスクが減る。
肩甲骨が本来の位置に戻ることで姿勢がよくなる。
腕を使ったスポーツでの怪我が減る。
野球では急速アップ、変化球のキレが良くなる。
肩コリ、首コリの軽減。
五十肩、四十肩のリスク軽減。
肩こりが軽減することにより、頭痛も解消される。