とくやま鍼灸接骨院

【寝違え】それはある日突然に……。。。

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【寝違え】それはある日突然に……。。。

【寝違え】それはある日突然に……。。。

2023/01/30

こんにちは♪

寒い日が続いていますね。

数年に一度の寒波で箕面も雪が降り、日中も気温が上がりませんでした。

日中はセーターにコート、マフラーを巻いて、就寝時は毛布に冬用お布団にくるまって寝るこの季節。

寒さと衣服の締め付けで血行が悪くなりやすく、また身体に力が入り肩こりや腰痛を引き起こしやすい時期とも言えます。

そして就寝時、気温が高い夏は無意識に熱を逃がそうと寝返りが増えますが、逆に冬は温まった空気を逃がさないように寝返りの回数が減ってしまう人が多いそうです。

寝返りの回数が減るとあの強烈な痛みを伴う【寝違え】を引き起こすリスクが高くなります。

今回は、避けれるものなら避けたい【寝違え】についてお話ししていきたいと思います。

【寝違え】っていったい何!?

ある日突然、朝起きたら首に異変が…上も下も、右も左も振り返れないほどの痛みに襲われた経験皆さんもお有りだと思います。

「今日寝違えちゃって。」という【寝違え】ですが、その時一体身体には何が起こっているのでしょうか?

一般的に「寝違え」と呼ばれる症状の多くは、首周辺の筋肉が軽度の肉離れを起こしている状態を指します。

人間の頭部は、正面から見た首の幅に対して中間の位置にあるのが望ましいのですが、睡眠中はどうしてもその位置からずれてしまいます。

長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていると、首の筋肉が部分的な阻血状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなります。

そのような状態で起床時に急に頭首を動かすと、寝違えが発生してしまいます。

 

例えば運動をするとき、ストレッチをせずにいきなり激しい運動をしたら筋肉を傷めてしまいますよね。

それと同じで、睡眠中に凝り固まった筋肉をいきなり動かすと、軽度の肉離れが発生してしまいます。

つまり寝違えは、寝ているときに生じるわけではありません。

寝違えの原因は睡眠中に作られますが、寝違えの炎症が発生するのはなんと起床時だったんです!

その他、寝違えを誘発する要因としては、睡眠中に体が冷えて血行が悪くなることや、前日の過度なスポーツや長時間のパソコン使用などによる筋肉の疲労などが挙げられます。

寝違えにも種類がある!痛めたのは表面の筋膜?深部の筋肉の中心?

実は寝違えにも種類があります。

筋膜を傷めているケースと、中心部分を傷めているケースです。

例えば、首を右に回したときに左側が痛ければ、筋膜(筋肉の表面を覆う膜)が傷ついている可能性が高いと言えます。

反対に、首を右に回したときに右側が痛ければ、筋肉の中心部分が傷ついている疑いがあります。

意外にも、表面の筋膜の方が痛みは強く、治りにくい傾向があります。

「寝違え」を侮らないで!神経痛や捻挫の場合もあります。

お伝えしたように、寝違えの多くの原因は軽度の肉離れですが、まれに頸椎に神経痛やねんざが発症しているケースもあります。

 

●神経痛の場合

末しょう神経が圧迫されることで、痛みやしびれ・まひが生じるのが神経痛です。

不自然な姿勢で寝ていたことで頸椎(けいつい)周辺の神経が圧迫され、神経痛になることがあります。

首から肩や腕・手指に痛みやしびれがある場合は、神経痛が疑われます。

●捻挫の場合

ねんざとは、関節のじん帯や腱(けん)・軟骨などが傷つくケガのことを指します。

例えば、睡眠時に頭が極端にのけぞった状態になっていると、頸椎が捻挫することがあります。

冷やす?温める?ストレッチ?
寝違え直後にやるべきこと。

●寝違えた直後にするべきこと

朝起きて「寝違えた!」と思ったら、とにかく楽な位置から首を動かさないことが大切です。

痛みが出てから48時間程度は、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を貼るのもおすすめです。

ただし、長時間貼るのは避けてください。目安は1時間程度です。

●むしろ炎症を悪化させるおそれも……寝違えた直後にやってはいけないこと

 

「早く良くなりたい!」と、首を左右前後に倒してみたり、手で触ってみたりするのは良くありません。

寝違えは炎症、つまりケガです。

なるべく動かさない・触らないようにしてください。痛みや違和感を治そうと、首のストレッチをしたりもんだりするのもNGです。

また、保冷剤や氷を使って長時間冷やすのもおすすめできません。

アイシングをすると、一時的な鎮痛効果は得られますが、その一方で筋肉の血流が悪化するため、損傷部位の回復が遅くなる可能性が考えられます。

また、筋肉ではなくじん帯や神経を傷めている場合は、炎症が首の奥深い部分にあるので、冷やしたところで鎮痛効果が期待できません。

このほか、炎症を起こした直後は温めるのも良くありません。

患部は熱を持っているため、温めると炎症を助長させてしまうおそれがあります。

温湿布やカイロを使って温めるのはもちろん、湯船につかるのも避けたほうがいいでしょう。

 

寝違えた直後は一時的に冷やすのはOKですが、長期的に冷やすのはNG。温めるのは、痛みが治まる安定期までNGと覚えると良いでしょう。

「いつもと違う」「日常生活に支障が出る」などお困りの際はすぐに『とくやま鍼灸接骨院』にご連絡ください。

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